南海プライウッド見学記 in 高松② ー 高松志度工場編

おしゃれな空間や便利な収納、使いやすい設計ももちろん大切ですが、それらを形にするためには、そもそもの「材料」と「技術」が欠かせません。

午前中のショールーム見学に引き続き、午後は南海プライウッドさんの工場にお伺いし、日頃ショールームでご紹介している商材がどのように生まれているのかを学んできました。

プライウッドの名の通り、同社は「合板」を中心に商材を展開しています。まずは基本となる合板ランバーシリーズの製造工程を見学。

芯材となるファルカタ集成材、その両面に貼られるMDF、そしてそれらをサンドイッチ状に仕上げていくための工夫や仕組みについて、丁寧に説明していただきました。

ランバーから発展して作られる様々な商材と作業工程の工夫

その他にも、

• カットされた材料に小口テープを貼る機械
• 角をR形状に加工する機械
• 無地段ボールで梱包し、後から製品名をプリントする工程
• 可動棚に使われる金物パーツを一式セットにする作業
• 押入れ中段のVシリーズの製作工程

　

大型機械でプログラミングされ、バーコードで管理されるスピーディーな工程と、人の目と手がしっかり入る丁寧な工程。その両方があることで、品質とコストのバランスが高いレベルで維持されていることを実感しました。

広大な工場で、一つひとつの工程をていねいに積み重ねながら作られている様子を拝見し、私自身もあらためて自信をもってお客様へご提案できると感じました。

見学の機会をくださった南海プライウッドさまに深く感謝申し上げます。

工場の皆さまには、忙しい中にもかかわらず丁寧にご案内いただき、ものづくりへの情熱をたっぷり感じられる時間となりました。

そして本社から同行し終始アテンドしてくださった宮本さん、本当にありがとうございました。今回の見学で得た学びを、今後のご提案にしっかり活かしていきたいと思います。