テレビ無し生活11年で感じるテレビはオワコンではなくむしろ娯楽だった件。

我が家にはテレビがありません。
そう言うと、
ええっ?テレビないの!?と驚かれたり
まあ、良いですねー。となぜか褒められたり感心されたり(羨ましがられているわけではない)
いろんな反応が返ってきます。
最近はテレビを見ない世代も多いと聞きます。インターネットがある暮らしの中で、テレビはもはや必需品ではなく、「あると便利だけど無くても困らないもの」なのかもしれません。実際、我が家の場合、テレビが無くて困ったという経験はこれまで特にありません。
だからと言って、テレビを見ることを反対しているわけでも、見る人を批判しているわけでもありません。テレビは割と面白いです。ホントに。
今日はミニマリストでもストイックでもないのにテレビ無し生活かれこれ11年になる私にとって、テレビって何…ということを考えてみたいと思います。テレビ無し生活を検討中の方にもご参考にしていただけるとうれしいです。
昭和の普通のテレビっ子だった過去
今でこそ家にテレビはありませんが、実家にいた頃も、学生時代、姉と同居していた頃も、普通にテレビをよく見ていました。昔は20インチも無いブラウン管を囲んで家族団らんしていましたよ。
結婚を機にテレビ無し生活へ
私のテレビ無し生活のきっかけは、結婚でした。
夫はもともとテレビを見る習慣の少ない家庭で育ち、実家を出てからもずっとテレビ無し。私は中学生くらいからテレビよりラジオ派になっていたので、主人のテレビ無し生活にすんなりなじんでいきました。
テレビが無くなって変わったこととは?私が思う5つの変化。
1.テレビが無くなると、家が静かになります。
番組にもよるかもしれませんが、不快な音は減ります。特にコマーシャルの音量は通常より大きく感じますよね。それがありません。代わりに好きな音楽をBGMに流すことが多いです。でも子供が生まれてからは、子供たちが騒ぐ声もかなりうるさいということに気がつきましたが。
2.流行にはとことん弱くなりました。
今流行っている芸能人も、歌も、お笑いのネタも、ドラマも、CMも、直接は知りません。でも流行りのものは誰かが真似しているのを見たり、周りの人が教えてくれたりするので、そのうち情報は届いてきます。そして、知らなくても特に困りません。
3.物欲が減りました。
実はこれが一番大きいような気がします。
日に何度も目にするコマーシャルや情報の数々は無意識のうちに自分の中の物欲を刺激しています。この刺激が減るので、必要かどうか、買うかどうかは別としても、あれも欲しいこれも欲しい、足りないという感覚に振り回されるストレスが大幅に削減できます。
4.情報を自分で取りに行く手間はかかります。
テレビをつけるだけで、ニュースや情報を得ることができるのは、楽で便利です。また自分の興味のなかったことに触れる機会もあり、新しい発見もあるでしょう。テレビが無いと、インターネットや新聞雑誌その他で情報を取りに行くということになるので、テレビの前で座っているだけに比べると少し手間がかかります。
しかし、これほど情報過多な時代、真贋を見極めたり、自分に必要な情報を取捨選択したりする力は必要です。また気になるニュースや大きな事件などは、色々なメディアがそれぞれの切り口や見方で取り上げているのを知る事で、多面的に捉えることもできると考えています。手間はかかるぶん、自分にとっての情報の価値は上がるのでは無いでしょうか?
5.本を読むことが増えました。
元テレビっ子の私、テレビのせいだけではないでしょうが、あまり本を読んでいませんでした。テレビの無い今は以前よりも読書が増えました。読書については元々テレビ見ないっ子の夫も言っています。「テレビを見なかったおかげで、たくさんの本を読めた。そしてそれは幸せな時間の過ごし方だった。」と。うちの子供たちも絵本でも小説でもマンガでも、静かに読みふけっていることがよくあります。
また、当然ながら、テレビを見ない間、読書だけでなく他のことに時間を回せます。ダラダラとしたネットサーフィン以外なら概ね時間の質は上がっているはずです。
まとめると、
「静かな環境が手に入り、流行や溢れる情報に惑わされることなく、自分に必要な物事を選び取ることができ、豊かな時間を過ごせる」ようになったと言えます。
自分で書いてて思いますが、
テレビ無しって…
めっちゃイイやん!
テレビは娯楽!
とは言っても。子供達がアニメの一つも見ていないのかというとそうではなく。。。
Amazon プライムビデオでディズニーのアニメなどを楽しんでいます。
我が家でのテレビ視聴ルールは、約30分1コマとし、日によって0~2コマとしています。(プライムビデオのことテレビ言うてます)おまけに、休日などはセミナー用として買ったはずのプロジェクタもホームシアターとしていい仕事してくれてます。
そして普段テレビから離れた暮らしをしているので、たまに本物の(!)テレビを見るとどれもこれも新鮮です。
帰省先や旅行先で、家族でテレビを囲んで盛り上がってます。昭和の家族団らんのようですよ。
まとめ
テレビ無しも有りもアリ。
テレビは面白い。
でも、いつもは要らない。
静かな環境と自分主体の豊かな時間を過ごすために。
これが我が家のスタンスです。
あって当たり前のところから、必要かどうか、テレビとどう付き合うか、見るべきか消すべきか、自分で考えて答えを出せることが一番大切と思っています。テレビ無しの我が家の子供達が大人になったときも、自分で選んでほしいと願っています。
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