なおす?かたづける?あをによし奈良ことば。

奈良に移り住んでから、早8年。愛媛で生まれ育ち青年期を東京で過ごした私にとって、知り合いもいない奈良に越してきた当初一番驚いたのは奈良弁のイントネーションでした。子供の幼稚園で毎日唱えられるお祈りの言葉やら、スーパーのレジの方からお釣りとともに頂く

ひゃくよんじゅー円のお返しでスー」の声。

そして畳み掛けられる「ありがとうございまスー

オサナイ

ど、ど、どうしてそこにピークが!

というイントネーションにいちいち驚いていたものですが、この8年ですっかり馴染みましたね。むしろこっちから電話切るときに

オサナイ

ありがとうございまスー

って言ってるくらい気に入ってますよ。

でもイントネーションは聞いていると「面白い」で済みますが、完全に違う意味の言葉で戸惑ったこともあります。

「なおす」って何よ。

あるとき長女から「ママ、この絵本なおして。」って言われて「え?どこか壊れてんの?破れたの?」ってマジでまじまじと絵本を見た覚えがありますよ。

え?

え?

「入れにくいから。ここに。」

ほぉ。そういうことね。かたづけるって意味ね。ってその時知りました。新鮮!

その後、奈良にも知り合いができ、幼稚園や学校に参観に行く機会も増え、そこここで

「〇〇ちゃん、これ使い終わったらなおしといてね。」

「はい!ノートと教科書を机になおしましょう!」

など耳にするうち普通になってきました。

なので、予想通りですが

オサナイ

んもぅ!また出しっぱなしにしとる!はよなおしいや!

とか言えるようになってきてしまいました。別に言えんでもいいのに。

ていうか、子どもに「早く片づけて!」って言わなくても良い暮らしをしているはずでは?

いやいや、たまには言うてますよ。たまには。

奈良の皆さん、「なおす」は方言ですよ。関西以外の人には通じひんかもしれへんよ。

以前奈良で「片づけ講座」に聞く側として参加した際も、奈良の先生

「こういうものを押入れになおしこむ!これ一番やっちゃダメですよー」

って言ってて、わたしだけ「あ。」って思ってたみたいです。

オサナイ

へぇ。「なおしこむ」という言い方もあるんか。。。

そんなわけで、たのしんで奈良弁喋りよりますらい。(これは伊予弁)