手芸が趣味の人の、増えすぎちゃって困った材料を減らしてスッキリ!しながら創作活動する方法。

こんにちは。
奈良の忘れん坊のライフオーガナイザー®︎ オサナイです。
先日、手芸好きのシニア主婦の方からご相談いただきました。
お悩みをまとめると
1.若い頃から洋裁や編み物が好き。家族が着なくなったいらない服ですら材料に見えてきて捨てられず、部分的にカットしたりしつつも、ついつい溜めてしまい、アトリエが材料倉庫の状態に。
2.歳をとってから色々なことに時間がかかるようになってきたため、家事にも時間を取られる。
そして、作りたいものやアイデアはたくさんあるのに、時間が取れず、「たまった材料を眺めてはまた仕舞う」を繰り返す日々に困っている。
ということでした。
とってもとってもよくわかります。その気持ち!
材料を見ると「これ、何かに使えそう!」「この生地でリメイクしたらかわいいものができるかも!」とワクワクしてきてとても捨てる気になりませんよね。
で、溜まっちゃってニッチモサッチモいかなくなるという…。
ぜひ、一緒にオーガナイズ作業したいんですが、遠方のためなかなか実現出来ずにいます。
ということで、ヒアリングとアドバイスをしたので、こちらでもご紹介しますね。
何のために片付けるの?
オーガナイズ作業の基本は、最初に思考の整理をすることから始まります。
溜まった手芸材料を「捨てたらいいんだろうけど、捨てられないのよねー。」「片付けなくちゃとおもんだけど。。。」と呟きながら眺めていても始まりません。
では、なぜ「捨てなくちゃ」と思うのでしょうか?
ものは少ない方が良いと本に書いてあったから?
家族から「捨てたら?」と言われたから?
逆にどうしてあなたは手芸材料を集めているのでしょうか?
インスピレーションだけを楽しむこともいいですが、アイデアだけで作らないまま終わるのなら、それこそ材料は要りませんよね。
「その材料を使って何かを作りたい」からではないのでしょうか?
その「作りたい」という気持ち、もっと大切にしてください。
捨てるから始めないで、作りたいものから選び取るお片づけをしてみましょう。
名前をつけてみよう
まず、手芸の材料を、好きなもの、要るもの、で分けず、具体的に作るものの名前をつけてみませんか?
用意するものは、
ペン、メモ用紙、材料が入る大きさのポリ袋たくさんと大きめの紙袋数枚。
材料を手にして2秒で、
「これは誰の何を作るための材料」と、すぐに思い浮かんだらそのままメモ用紙に書いて、ポリ袋に材料と一緒に入れましょう。
このとき「いつ作る」という言葉も入るとイイですね。
「秋になる前に孫のAちゃんのジャンパースカート」とか、「来週夫の枕カバー」とか。
2秒以上「うーん」と悩んだらひとまず紙袋へ。これは保留袋。
悩まず次の材料に移って判断しましょう。
これを繰り返して、作りたいものの材料キットを作っていきま
す。
保留袋には選ばれなかった材料が入っているはずです。
それらをすぐに一掃することもできますが、それが無理なら、その紙袋に半年先の日付を書いて封をします。
その日付までに開くことがなければ、そのままさよならしましょう。
材料キットが集まったら「作るワクワク度」や「簡単に作れる度合」でランク付けしてもいいですね。
ワクワクから作り始めれば楽しい時間が、簡単から作り始めれば達成感が得られると思います。お好みでランキングを作ってみてください。
もう一つ重要なこと
それは、増やさないこと。
そう、いつもの「これ何かに使えそう」と言って取っておく癖を少し我慢してみます。「これで◯◯をいついつまでに作りたい」と具体的なイメージがあるときは別ですが。
これを繰り返すことができれば、なんとなくとっておいた材料に押しつぶされることなく、手芸時間を楽しむことができるのではないでしょうか?
ぜひ、自分の基準で選び取った材料から、少しずつ、ものづくりを楽しんでくださいね。お母さん。
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