忘れん坊のDNA 2 事前準備したことを忘れる編

片付けのプロであるライフオーガナイザーをしている、と人に言うと、

「キチッとしてそう」

「しっかりしてそう」というイメージで見られることがよくある。

全くそんなことはなく、実際の私はと言うと、しっかり者とは程遠く、忘れ物の経験だけなら達人の域を優に越える。

思えば子供の頃から忘れ物は多かった。

小学校の近所に住んでいた私は、休み時間に猛ダッシュで忘れた体操服を取りに帰るなんてこともザラだった。(学校から抜け出していたのだろうか?あかんやろ。。。)

親には「亮子は前の晩にしーっかり準備するのに、、、当日忘れるんよなぁ。」と呆れられていた。

だったら当日少しくらい気にかけてやってよ、と今なら言いたい。

しかし当時真面目な小学生だった私は、忘れ物をして自分を責めることはあっても忘れ物を減らす具体策を取るまでには至らなかった。

つまり「忘れ物を減らすにはどうすれば?」ではなく、「忘れ物をしない人にならなければ!」と思っていたのだ。

今はその逆。

「忘れる」ことを前提に忘れ物を減らすことを考えて、色々な工夫をすることが大事だと思っている。

以前ちょっと大きな買い物をする際に、事前にWEBクーポンなるものをプリントアウトしてバッグに入れておいた。しっかり準備はしたのだが、実際はどうだ。買い物をして帰ってから、バッグの中のクーポンに気が付くというテイタラクだ。迷いに迷って買った特価商品、もっと安くなったかも!と思い、地団駄を踏み、布団を拳で叩きながら大げさに悔しがってみた。ひとしきり悔しがった後、クーポンを再度読み込むと、特価商品には使用不可と書いてあったというオチなのだが。ふん!

だがしかし。全国の忘れん坊の諸君!バッグの中ではダメなのだ。会計時に忘れないために、どんなに大きくても、クーポンは、財布の中に入れるべし!

と書いたのが数年前。令和の今もはやクーポンをプリントアウトなどしない。会計時にはお店の方から「アプリあるか」「クーポンあるか」「お友達か」「フォローしてるか」などいろいろ聞いてくれる。その点では、スマホさえあればなんとかなるのだから忘れん坊には優しい時代なのかもしれない。

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